よくブログには相方とどこ行った何したとか書くけど、
相方自身について詳しく書いたことはなかったと思うので、
登場人物紹介みたいな感じで書いてみようかと思う。
このブログでは「相方」と書いてるけど、
大体他人に話す時は「彼」「彼氏」とか、
まあ、どんな間柄か詳しく説明するとするなら、
「血の繋がらない頼りない兄」
みたいな感じだろうか;
私より6コ上で、やや年寄りくさいような、
でもとっちゃん坊やのような、
そんなえなりかずきみたいな人畜無害っぽい雰囲気の人である(笑)


私と相方が出会ったのは、私が17才、相方が23才の時。
だからもう13年も一緒に居ることになる;
当時のPHSの伝言板みたいな、
今で言う出会い系やSNSの走りみたいな感じだろうか、
何だかあんまり大っぴらに言うのは恥ずかしいけど、
知り合ったきっかけはそんなアホみたいなものだった。
当時からくよくよ色んなことに悩んだり苦しんだりしてた私は、
とにかく自分のことを話して理解してくれるような人が欲しかった。
そこで運良く?出会った人だった。
今思えば、若かったし無防備で、
変な人に引っ掛かってもおかしくなかったなぁ…
怖かったなぁ…と思うけど。
相方と出会ってから、
良い意味でも悪い意味でも本当に色んなことがあった。
ここには書けないようなことも沢山あったけど、
でもどれもこれも私1人では経験出来なかったことだ。


今も変わらないけど、
昔から私は人と上手く係わることが出来なかった。
学校や職場でも、独りぼっちで居るようなタイプではなかったけど、
何処か腹を割れないというか、常にちょっとした仮面を被ってて、
嫌われたり嫌がられることに敏感だった。
家族ですらそういう気持ちが多少はある。
そんな私が唯一腹を割って、嫌われたりすることを考えずに
自分を出せたのが相方だったし、相方なんだ。
相方も、昔私と同じようなことを言ってくれてた。
私と出会うまでは、誰と一緒に居ても空っぽな感じだったと。
お互いがそういう初めてな存在だったから、
これだけ長く一緒に居るのかも知れない。
相方の嫌なとこも沢山知ってる。
その度に当時は幻滅して別れたいと思ったりした。
だけど、私にはない良いところも沢山知ってる。


出会った当時、私にとってかなり衝撃だったのが、
相方の生まれ育った環境だった。
物心つく前から、母方の祖父母に引き取られて育ち、
父親の顔は全く知らない。
母親は離婚してからまた別の人と所帯を持ち、
相方にとってはたまに家に来る親戚のお姉さんみたいな感覚だった。
育ててくれた祖父は酒好きで、
酔って手をあげたりすることもあったらしい。
そんなだったから、多分周りの子どもとちょっとズレてるところもあったんだろう、
中学生くらいまでかなりの虐めにも遭った。
勉強も全然出来なかったけど、
高校くらいから段々要領を得てきて、
法律を学ぶために大学に進学し、
掛け持ちでバイトしながら奨学金で通ったそう。
両親も揃い、沢山手をかけられて育った私みたいのには、
何だかTVドラマの話みたいにも思えるくらい。
それに、もし私が相方みたいな環境で育ったら、
多分周りの大人たちをすごく恨んだだろうし、
グレたりしても当然な感じだろうな…と。
それが、相方はそんなことを全く感じさせないくらい真っ直ぐな人柄で、
誰かを恨んだりすることもない、むしろ誰に対しても優しい。
そして、出会った当時、
「僕の産みの母親がね、
最近子どもたちを連れてよく家に来るんだ。
向こうは僕のことを〇〇って下の名前で呼ぶけど、
僕はまだ呼んだことがないんだよ。
何て呼んだらいいのか分からなくて。
”〇〇さん” って名前で呼ぶのも変だし、
だからって、”お母さん” もおかしいしなぁ・・・。」
と何ともない顔でサラッと話していて、
当時の私は、相方のその言葉が悲しく思えて、
「・・・なんで?なんで沢山辛い目に遇ってるのに、
そんなに人に優しく出来るの?」
と言って泣いてしまった。
相方という人が、陽も当たらず、水もあまりもらえない場所で
健気に咲いてる花みたいに思えた。
・・・その時になんだか、
私が健気に咲いてる様を見ていなくては・・・って思ってしまった。
私は水にも太陽にもなれないけど、
なれないならせめて傍で見ていてあげようと。
別に見ててくんなくても結構、って思ってたかも知れないけど・・・(笑)
で、多分私が相方のことを見てるようで、
実は相方が私のことをそんなふうに見ているのかも知れない。


・・・何だか、無駄に長い内容になってしまったけど、
まあそんな感じで、相方のことはもう好きとか嫌いとかそういう話では語れない。
好きか嫌いか聞かれてもよく分からない。
多分、家族と同じようなもの。
そんな感じの人です。